22卒の新入社員Sさんに突撃取材してみた

働くヒト

なかなか尖っている人だと思います。

台湾生まれ、カナダ育ち、トライリンガルの外国人、イブリンです。京都芸術大学(京都造形芸術大学)で4年間デザインやっていました。
学科との名前と違い、実際のところ、空間デザインの勉強は30%で、グラフィックデザインやソーシャルデザインが70%を占めていました。
台湾華語は母国語で、カナダで身につけた英語は、高校卒業までの7年間でほぼ母国語になりました。いわゆる帰国子女というやつです。日本語については、子供の時からアニメを見たりして自然に独学で学んじゃいました。

個人的な話だと、アニメオタクで、近年は少しオタク度が下がった、とある七色の男子アイドルグループの作品にだけは本気です。ゲームはもちろん大好きで、最近はBTOパソコンを購入し、ラグしないAPEXに感動しています。
その他は、お菓子を作ったり、食べることが大好きだったり、温泉に行ったり、ロリータを着たり。本当に好奇心が強く、趣味のバリエーションが多すぎて、財布も家の収納も困っているほどです。

現在は新卒研修で、会社説明会に出たり、採用に関わらせていただいたり、日々新しい情報の収集と思考に追われています。
就活生の時は、なかなかクレイジーな経験をしています。

大事なのはスペックではなく、ブレない意志と、自分を把握すること

皆さんの就活の軸は何でしたか?仕事内容?給与?福利厚生?会社理念?社会貢献?
私は、学びが生かせるデザイン職で、大阪にだけ勤務地がある、残業が少なく、年間休日は120日以上、髪色・服装自由、給料が良いところに入りたいと決めて就活をしていました。
めちゃめちゃ注文の多いやつですよね。
そんな私は100社以上エントリーし、40社面接をして、3社内定をいただきましたが、150%理想通りのビーズに入社することを決めました。

私は高校の時から、デザイナーに憧れていました。
世界をきれいにしていく人たち。カオスとエントロピーを逆転する人たち。
その時はちょうど、SIMS 3というゲームにハマり、ゲーム内に家を作って、インテリアを作り上げるのが楽しくてしょうがなかったのです。
私はインテリアデザイナーになりたい!と思い、大学も空間デザインという学科を選び、就活の時も、業界は建築・インテリア。職種はインテリアデザイナーと空間デザイナーにしか目を向けていませんでした。

ですが、ここで現実の壁にぶち当たりました。建築・インテリア業界の大半は、デザインをやろうとするなら二級建築士という資格を必要とするのです。
建築基準法も材料学も何も教わらなかった私の学科は、到底無理でした。

その時に私は、学科での勉強がだめなら、自分には語学力しかないのだと思い、翻訳会社など、語学が活かせるところに方向転換しました。
しかし、当然のように全滅。
なぜかというと、語学力があっても、それはあくまでも付随のものです。
だって、英語が話せるからという理由であれば、日本人みんな、英語ネイティブの人に負け、職を失いませんか?

当時の私は本当に不安で不安でしようがなかったです。これは、国に帰らなければいけなくなってしまうのではないかと。

……あれ?そういえば、私には、グラフィックデザインの能力もあるんだ!
大学の4年間も、建築の模型なんかより、ブランディングの企画書を考えたほうが何倍も楽しかった。
私は、インテリアデザイナーという言霊に囚われていたのかもしれない。デザイナーは、インテリアの他にもたくさんあるのではないか。

私は即座にポートフォリオを作り直し、たくさんの業界で活かせるグラフィックデザインに焦点をあて、メーカーのインハウスデザイナーやブランディング、マーケティング職とりあえずエントリーしました。

建築業界にエントリーした時と比べ、想像できないくらいの反響をいただきました。
募集職種にないデザイン職の面接オファー、連続面接、内定前提で話してくれる面接官。
ちなみに連続面接はビーズでした。
二次面接で、Bauhutteのブランドマネージャーとの面接後、「この後、お時間ありますか?ぜひ三次面接に進んでほしいです。」と言われ、10分休憩の後にそのまま取締役と社長と面接することに。

そんなビーズは、面接を受ければ受けるほど、どんどん好きになっていくような会社でした。
最初にビーズを知ったきっかけは、何年か前にツイッターでバズったDODの「アツイノイケルシランケド」です。面白いブランドだなーと思っていました。
改めて就活中に視野に入ったのは、マイナビで「デザイン 大阪勤務」と検索をかけて、10何ページもめくったら、ビーズを見つけました。あのブランドの会社だ!と気になり、エントリーしました。
その後、説明会に参加し、フラットに話す人事の二人に魅力を感じ、そのまま第一志望に….
何日もかけて自分史上最高のエントリシートを完成させて、提出しました。
一次面接~最終面接まで、面接官の方々が説明会の雰囲気のままで、自分の居場所はここなんだと面接を受ける度に深く思いました。
面接であることを忘れ、ただただ意気投合した仲間と喋っているようで、終わった後でも足りない!とひたすら思っていたのを、今でも鮮明に覚えています。

絶対理想の会社しか入らない!という、よく言えば強い意志、悪く言えばわがまま、と自分を見直すことで得た自信で、私はビーズに入社できたと思います。

私は確信を持っています。自分はここなら、きっと、今日は疲れてても、明日はまた、仕事に行きたいと言えるのだと。

できることと好きなことを突きつめたい

強いこだわりや意志を持てる人は、きっと意見があれば怖がらずに言える人です。
私たちは入社後に、いくつか課題を課されていますが、その中に内容が被ったものがあり、やっても時間の無駄になるだけなのではと声を上げると、研修を担当している人事の方が他のテーマに変更してくれています。
このように、入社一カ月未満の新卒社員であっても、声を上げればどんどん変えていける環境です。
ビーズは、不満があれば自分から提案するという風土が強い会社です。
実際ビーズに入ってみて、改善点がすでにいくつか見つかっています。
公式サイトの誤字脱字のような小さいものから、製品の3Dモデルがあればカスタマーサポートの際により効率的になるのではないか、のような全く新しいシステムまで、すごくたくさんの、面白そうな改善が待っています。
趣味のところで言ったように、私は広く何でも興味のある人間です。
見つかった不足点を一つずつ解決していけば、自然に様々なスキルを身につけられるはずなのです。
採用関連のことをちょっとできたり、WEBデザインのことをちょっとできたり、今まで得意としてきたグラフィックデザインも、さらにプロになっていきたいです。そんな環境を生かし、自分が今持っているスキルと好奇心で、どんどんビーズを良くしていきたいと思っています。

尖っていていいんです。こだわっていいんです。

黒いリクルートスーツ、黒染めされた髪、黒いパンプス、黒いリクルートカバンがスタンダードとされていた就職活動に、私は小さく、自分だけで反抗していました。
金色のインナーカラーして、かっこいい黒い靴、ネイビーのパンツスーツ、軟骨のピアスを取らずに、面接に行きました。
それでもたくさんの面接を通過し、最終選考まで受けていました。
なんだ、そんなことをしているから受からなかったんでしょ?って言いたいですよね。
でも、スタンダードの基準に沿って生きている自分の姿は、想像できませんでした。
就活の1年間だけでもしんどかったのに、これから10年以上もその姿で生きろって言われても絶対無理です。
なのに、ピアス全つけで、ノースリーブの私服で、赤いインナーカラーの私はビーズの内定をエントリーから1カ月以内にいただきました。
それは、きっとありのままの自分で人生を過ごしたいという自分の意志を貫いて就活をしてきたからこその出会いだったのだと思います。
絶対妥協しないという強いこだわりを持って、150%満足できたビーズと出会えたのです。
一就活生というだけでそんなにわがまま言っていいのかな、と思うかもしれませんが、むしろこだわりを持って就活してください。人生は一度きりです。ここで何年も働く姿を想像できるような会社にぜひ入社してください。

ビーズで世の中に
新しいことを仕掛けよう

“BoomTrigger”

“BoomTrigger”

“BoomTrigger”

“BoomTrigger”

“BoomTrigger”

“BoomTrigger”