モノをづくりを通してきっかけを与える発明王
2013年入社 MONOdept. O.Tさん
これまでの主な実績
- スゴイッスを開発し大ヒット。
みんなにスゴイッスと言われる。 - テレビでキャンプ芸人と共演し、自身が開発した
めちゃもえファイヤーを気に入ってもらう。 - DODおにぃとしてライブ配信に出演。
お客様にサインや握手を求められるようになる。
今の仕事につくまで
研究に明け暮れていた学生時代
元々は研究者を目指していた
幼少期から医療関係の仕事に就くことを⽬指し、学⽣時代は毎⽇終電がなくなるまでがんや糖尿病に関連する遺伝⼦の研究に明け暮れていました。しかし、就職活動の中で転機が訪れます。とある企業の最終⾯接で「君は研究者には器⽤すぎる」と⾔われたんです。その時妙に腑落ちしたのを覚えています。研究者は未知のものを⼿探りで探求し、10年以上かけて成果に辿り着くことも珍しくない世界。それに対し⾃分はもっと短い期間で成果を得て、成⻑のサイクルをたくさん回してゆく仕事のほうが合いそうだと思うようになりました。他にも研究職としても内定はいただいていましたが、⾃分にとっては少し窮屈なのかもと考え直し内定を辞退。キャンプが趣味だったので、製品開発の仕事で⼀か⼋か好きなことに⽣きてみようと思いビーズへの⼊社を決めました。
ビーズに入社してから
ヒット製品の裏にはお客様の声が
入社時からのメモは107冊に到達
⼊社して最初の2年は開発業務と広報業務を兼任。メディア様からの問い合わせ窓⼝になったり、プレスリリースを書いたり、新製品の情報発信を幅広く担当していました。この時の経験からお客様の声を聴く⼒が養われ、今の商品企画の仕事に活かされています。今でもライブ配信で自身の企画製品を紹介しているのですが、ある時コメントでお客さまからダメ出しを喰らい落ち込むことがありました。でもその1年後、その意⾒を取り⼊れた新製品を発売したら瞬く間にヒット製品に。製品企画をするうえで「⾃分のこだわり<ユーザーのニーズ」を体感した時は、悔しくもありますが次に繋げるために、メモに残すようにしています。
そんな僕のアイデアメモは最近107冊目に到達しました。
これから挑戦したいこと
新しいカテゴリへの挑戦と
新世代の育成
これからは既存ブランドを成⻑させていくことはもちろん、新しいカテゴリの製品開発にも挑戦したいです。それに合わせて、モノづくりをしたいと集まった次世代の後輩社員たちを対象に「キカクノタマゴ」という名の技能継承を⽬的とした勉強会を始めました。⾃分のこれまで培ってきた製品開発のノウハウを伝えることで後輩社員たちのコミュニケーションが活発になり、新しいアイデアが続々と⽣まれることに⼿応えを感じています。これからは、若⼿社員ベテラン社員関係なく、モノづくりに情熱を持ったチームとして「あーでもない、こーでもない」と⾔い合いながら試⾏錯誤し、既存の枠にとらわれないようなアイデアを⽣み出し、カタチにしていけたら良いなと思ってます。
最後まで読んでくれたあなたへ
自分の好きを探求するうちに
誰かの人生を変えていた
研究者の道を辞めて、⼀か⼋か好きなことに⽣きてみようと思いビーズに⾶び込んだ僕ですが、どこかで仕事の「⼤義名分」を探していました。お医者さんなら命を救うため。研究者なら病に苦しむ⼈達を救うため。それがわからなかった時期がありました。 でもこれまで⾊んなモノを作って、お客様から「この製品に出会ってキャンプが趣味になり、週末が楽しみでしょうがない」と嬉しい⾔葉をいただいたときに気付いたんです。「⾃分は開発した製品を通して、趣味の時間から誰かの⼈⽣を変えてるんじゃないか」と。なのでここまで読んでくれたみなさんも、ぜひ好きなことにどっぷり浸かって、とことん探求してみてください。その探求がいつか誰かの⼈⽣に新しいきっかけを与えるかもしれません。